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沖縄県北谷町にある音楽制作会社で アーティストの楽曲やTV・ラジオのCMソング、テーマパークのBGMなど 音楽の制作を行なっています

2009年12月17日

アレンジ講座修了♪

アレンジ講座修了♪

先月から始まったアレンジ講座ですが、昨日で全6回の講座が終了しました♪


今回の講座はレコーディング時のアレンジを学ぶというテーマに絞り進めていきました。

講座の参加バンドが普段行なっているアレンジはライブを意識しておこなわれており、レコーディングした音源を聴いてもライブアレンジをそのままレコーディングしている状況でした。


【その原因は?】
・レコーディング時間(費用)の削減というコスト的な問題
・ライブとレコーディングのアレンジの違いが分からないといった技術的な問題


今回はこれらの2点の問題を解決する内容で講座を進めていきました。

まずはレコーディング時間を抑える為にメンバー全員で一斉に演奏して録音する「一発録り」いう手法。
これが県内のインディーズバンドがよく行なう手法ですが、実は時間を抑える所が余計に時間がかかっていて逆効果になっている場合も多いです。

それは何故なのか?


レコーディングアレンジをライブアレンジと少し違う視点で曲を見たり、パートの組み立て方を柔軟に考える事により曲の表現方法が広がる。

同じ曲なのにライブとレコーディングのアレンジの違いとは具体的な技術とは何なのか?


限られた講座時間でこれらの事を教えるには時間が足らないのは重々承知でしたが、さらにもう1つ講座で学んで欲しい事があり、私がさりげなく講座の中で進めていあた事があります。

それは、1曲を作る時にアレンジャーやディレクター、プロデューサー、エンジニアという役職の方がアーティストと一緒になって、真剣に曲を良くしていこうとしている姿勢です。


アーティストの作品に対してのこだわりやポリシーはとても必要。
しかし、言い方をかえるとそれは当たり前の事であって特別な事ではない。

本当に必要なのは、一緒になって作品を作り上げていく仲間(アレンジャー、ディレクター、プロデューサー、エンジニア)の意見を取り入れ、試して、アーティストのカラーになじませる事の出来る吸収力と柔軟性が大事。
そして、最終決定するまでのプロセスが大事なのです。


このような事を講座で口にしたのは、最後のまとめの時だけで、普段の講座では説明しませんでした。
しかしちゃんと伝わっていたようです!

皆の感想でそのような発言が多数ありました。


非常に嬉しかったです☆
この事が今回の講座を通じて1番伝えたい事でした。


今後、一緒に仕事出来る時を楽しみにしています!
そしてその時に私が負けないように日々頑張ろうとやる気も出てきました♪



※またもや写真を撮るのを忘れた・・・



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Posted by 株式会社ナンクル at 15:05 │日記