玉置淑晴の日々想像・創造

「韓国で口パク禁止法案提出」というニュースがありました。

ボーカリストの実力UPという点では良いのかもしれないが、何も法律で決めなくてもねぇ。。。


大規模なコンサートで、巨大スクリーンに映像が映し出されることがほとんどです。そのため、口と歌とが合っていないことが一目瞭然のこともあって、ファンとしては、あ、口パクだ…と気付いてしまって残念な気持ちになることも理由の一つだと。


ファンを残念な気持ちにさせてしまう事はまずいですが、はたして口パクだけが理由で残念な気持ちになる原因なのかな？

ステージでパフォーマンス（コンサート）をするという事は
・歌
・ダンス
・楽器演奏
・トーク
・衣装
・メイク
・ステージセット
・照明
・音響
・会場に来ている皆
・駐車場係
・受付

等、上げればきりがない要素全てをひっくるめてコンサートです。
何一つ欠けても残念な気持ちになり、決して成功したとは言えません。


しかしながら人間はパーフェクトではないですよ！
歌が得意なアーティストもいれば、ダンスが得意なアーティストもいる。
歌よりもダンスよりもトークが得意なアーティストもいる。

だから、出演者もスタッフも一つのチームになりそれぞれが得意な分野の力を最大限に発揮し、
最高なステージ（会場）を作りあげれるように頑張る♪

だって、コンサートの前に駐車場係や受付の人の対応が悪く、気分を害してしまったら口パク以前の問題で残念な気持ちになります。


全部がエンターテインメントだよ！



最後に、私は口パクを肯定している訳ではないです。
”口パク=ダメなコンサート”とし、この１点だけに比重をおいて立法するのはどうか？と思うのです。


こんなくだらない法案を作るのであれば、

”行政機関の窓口の人の対応は常に笑顔で！”

という法案を先に作ってもらいたい。
行政の窓口対応はかなりの高確率で残念な気持ちになります。